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乳がんサポートネット

医師からの回答

Q
突然のご連絡失礼いたします。
私は現在、茨城県在住の36歳女性で、8月にS状結腸がんの宣告を受け、9月末に国立がんセンター東病院にて手術を受けました。
術前診断ではステージIIでしたが、術後の病理診断で6つのリンパ節転移が見つかったため、最終的にステージⅢとなってしまい、補助化学療法が必要となってしまいました。
現在、卵子凍結行っている最中で、11月末から抗がん剤(オキサリプラチン+カペシタビン)をスタートする予定です。
医師からの説明を受けて、抗がん剤の副作用にとても不安に感じ、できる限り予防する方法はないかと自分でも調べていました。
そんな中、御法人や川口展子先生が開発された手足の痺れ予防の弾性圧迫グローブ・ストッキングのクラウドファンディングのページを見つけ、とても魅力的に感じました。
乳がん患者さん向けだとは思いますが、オキサリプラチンも同様の副作用があるため、弾性圧迫グローブ・ストッキングを使用させて頂くことはできないでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
A
医師からの回答
回答医師:川口展子
回答日:2024/11/08
申し訳ありませんが、当該の弾性圧迫グローブ・ストッキングは現在非売品となっております。
ご心配お察しいたします。
オキサリプラチンの末梢神経障害予防効果が期待される対策は現状報告されておりません。圧迫療法を行いながらの治療がご負担でなければ、圧迫療法の併用について主治医の先生とご相談いただければと思います。
当該の弾性圧迫グローブ・ストッキング を使用しない場合の圧迫療法について、代替の方法についてはご施設のがん相談支援センターか、京大病院のがん相談支援センター(電話も可)で相談可能です。
お大事になさってください。